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スーツの君と朝の日常。

目覚めは、鳥の声…ではなく君の携帯のアラーム。

眠たい目をこすって、起き上がる。

隣で、君はまだスヤスヤと寝息を立てて寝ている。


少し、腹が立ったが、口元がにやける。

君は携帯のアラームでは起きない。

毎朝、わかっているのに。

絶対にアラームをかけている。

毎朝、何。って思っている。

でも、この時間すら

なんだかんだ君を愛おしいと感じているのかもしれない。


少しだけ、君の寝顔を眺めていた。

部屋の時計は7時を回っている。

少し、名残惜しい気もするけど。

君の肩を揺する。


しばしばした目で顔を見てくる君。

かわいいな。


君は時計を見て、渋々起き上がる。

寝ぼけ混じりで着替える君のことをベットの上から観察。


脱いだ寝間着をこちらに投げて、注意している私を見て

子供みたいに笑う君。


君はワイシャツに袖を通して、ボタンをかける。

今日もまた、ネクタイをうまく結べなくてうだうだしている。


そんな君を、少し見守ってみる。


君は、困った顔で私を見てくる。

両手を広げて、おねだり。


やれやれ…。

ベットから降りて、君のネクタイを整えに行く。

ネクタイを完成させたらそのまま君が抱きついてくる。

早く着替えな!って

照れ隠しに君を注意して、着替えの続きをベットに腰掛けて観察する。


ズボンをはいて、ジャケットを羽織って。


先ほどまでの、寝ぼけた君が見違えるほどにいい男になった。

寝ぼけた君も、可愛くて大好きだけど。


スーツの君はかっこよくて。

これは、別腹に大好きだ。



 
 
 

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